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トロロッソ「間違いなく面白い挑戦になる」/ヨーロッパGPプレビュー

2016年06月15日(水)19:39 pm

トロロッソのダニール・クビアトとカルロス・サインツが、バクー市街地サーキットで行われるF1ヨーロッパGP(19日決勝)に向けて意気込みを語った。

【動画】世界遺産を駆け抜ける、バクー市街地コースでの初テスト走行のオンボードカメラ映像

■ダニール・クビアト「ロシア人ファンも多いはず」
「初めての場所へ行くのは常に興味深いものだよ。市街地サーキットだからペダルやステアリングを頻繁に操作することが求められるだろうけど、それってワクワクするよ。市街地コースでは自分のドライビングスタイルに新たな技を加えたいと思うものなんだ。こういうタイプのサーキットではコーナーへのアプローチなどでドライバーの自由度が増して、違うラインを試したりできるからね」

「僕はこのサーキットをシミュレーターで走ってみた。それによってどんなサーキットなのか大体のイメージが得られるし、エンジニアたちにとっても基本的なセットアップを考えるのに役立つんだ。だけど、実際に走ってみるのにはかなわないけれどね。シミュレーターに乗ってみてバクーのサーキットでまず目に付くのはターン16からターン1へと続く長いストレートだね。1周の初めのほうは4つの90度コーナーで構成されているんだけど、その後がすごくワクワクするよ。街の歴史的中心部を走り抜けるんだ。そこはすごくタイトなセクションみたいだし、正確さがすごく求められるだろうね」

「ターン13、14から15も高速セクションだし、ターン15でのブレーキングはかなり難しいと思う。実際にそこを走ってみればよく分かるだろうけれどね。その後はターン16に差し掛かる。そこは中速の90度コーナーだ。そしてそこからはまたターン1へ戻るまではブレーキをかけることはないよ。このサーキットは少しばかりバレンシア(スペイン)の市街地サーキットを思い起こさせるね。間違いなく面白い挑戦になるだろうし、その覚悟はできているよ。多くのロシア人ファンがバクーまで旅してくると思っているし、みんなからたくさん応援してもらえるんじゃないかな。そうなればうれしいよ」

■カルロス・サインツ「新しいサーキットへの挑戦が楽しみ」
「正直に言うと、どんなところかよく知らないんだ。でも、このレースを本当に楽しみにしているよ。僕はこのサーキットを何度かシミュレーターで走ったことがある。だけど新しいサーキットに初めて挑戦するときはいつだってワクワクするものさ」

「最初の4つのターンはみんな90度コーナーだ。それに続くターン5以降がすごく面白くなるんだ。僕はマカオ・サーキットを思い出すよ。ターン7から12へのタイトなセクションは本当によく似ているんだ。ターン16からターン1までずっと続く長いストレートも、マカオのストレートにすごく似ているよ」

「バクーでの最高速はシーズンを通じても最速レベルになるはずだし、ターン16の立ち上がりから第1コーナーまではアクセル全開で行くことになるんじゃないかな。ターン15でのブレーキングが難しそうだね。少なくともシミュレーターではそうだった。まだ一度も行ったことがないからそれ以上のことは言えないな。マカオと同じくらいいいサーキットであることを期待しているよ。あそこは最も象徴的なサーキットだと思っているし、F1にもああいうサーキットができるのは素晴らしいことだよ」

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