アゼルバイジャン初のF1レースとして首都バクーの市街地コース、バクー・シティ・サーキットで開催されるF1第8戦ヨーロッパGP(6月19日(日)決勝)が、テスト走行時のオンボードカメラ映像を公開した。
●【動画・画像】バクー市街地サーキット映像公開 車1台分の狭い路地コーナーも
この動画では、アゼルバイジャン出身のドライバー、ガルフーシン・アブドゥライエフ(19歳)がGP3でテストドライブし、次のように語った。
「バクー・シティ・サーキットは、低速と高速で組み合わされていて、とてもユニークなレイアウトをしていて、他の市街地サーキットと違い、幅も十分にある」
「(旧市街地の)シェマハ門周辺を回る8〜10コーナーは特に面白いので、レースでは息を呑むような瞬間を目にするのは間違いないね。実際、ここは簡単じゃないよ。今日はコース上は1台だけだったから、それほど大変じゃなかったけど、レース中だとマシンは競っているし、遅いマシンや何かの事故があれば、ドライバーにとっては大きなチャレンジになるね」
「僕はこのサーキットが気に入ったよ。許されるならば、もっと長い距離を走りたい。ここは他の市街地コースに勝るとも劣らないよ。F1ドライバーたちはここでのレースを楽しみにしていると思うよ」
「最初のヨーロッパGPにどれほどの人が来場するかの予測はとても難しい。ただ、ここはドライバーにとって新しい挑戦になるし、レースはエキサイティングになるだろう」
「バクーでのドライビングは、特別な感じがする。子どものころから、アゼルバイジャンのサーキットで走ることを夢見てきて、ドライブできたんだ。今日、子どもの頃の夢が叶ったよ!」
■【動画】バクー市街地コースのテスト走行の映像 Baku City Circuit - Onboard with Gulhuseyn Abdullayev