メルセデスがもう間もなく2019年のドライバーラインアップを発表することになりそうだと報じられている。
■契約はもうすぐまとまるとハミルトン
先週末にポール・リカール・サーキットで行われたF1フランスGPでポール・トゥ・ウィンを達成し、再び最大のライバルであるセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)からランキングトップの座を奪い返したルイス・ハミルトン(メルセデス)は、延び延びとなっているメルセデスとの新契約締結について次のように語った。
「もう完了に向かっているし、すぐだと思うよ」
■ボッタス続投もほぼ確定
これまでハミルトンが今季限りで契約が切れるメルセデスを離脱してフェラーリに移籍するのではないかとのうわさもささやかれており、もしそうなった場合にはダニエル・リカルド(レッドブル)、もしくはメルセデス所属で現在はフォース・インディアで走っているエステバン・オコンがその後任候補になるのではないかとも言われていた。
だが、ハミルトンの続投が決まりさえすれば、メルセデスでは来季もハミルトンとバルテリ・ボッタスという現行のドライバー体制を継続することになるだろうと考えられている。
そして、メルセデスF1チームを率いるエグゼクティブディレクターのトト・ヴォルフも間もなく来季のドライバーラインアップを発表できるだろうと示唆している。
■ラインアップを変える理由はないとヴォルフ
「これ以上遅らせようとは思わないよ。もうすぐ発表することになる」
ボッタスの母国フィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』にそう語ったヴォルフは次のように付け加えた。
「バルテリは非常に素晴らしい仕事をしているし、現時点ではラインアップを変える理由は何もないよ」