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レッドブルがウィリアムズのブレーキダクトを模倣

レッドブルは、ウィリアムズの巧妙なブレーキダクトを模倣したとドイツの『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』の記者であるミハエル・シュミットが伝えている。

ブレーキダクトを空力的に利用するウィリアムズのアイデアは、シーズン前のテストから専門家たちの注目を集めていた。

しかし、これは元々レッドブルが考案したものだった。昨年レッドブルは、ブレーキダクトのリム（ホイールそのもの）、ハブ（ホイールを固定する部品）、ナット（ホイールをハブに留めている部品）をすべて作用させてホイールに空気を誘導したが、F1の統括団体であるFIA（国際自動車連盟）は、禁止されている可動空力装置と見なして、これを禁じた。

しかしウィリアムズは、このアイデアを改良し、空気が出る穴を固定することで、ルールに抵触しないようにした。

レッドブルは、F1バーレーンGPの金曜フリー走行で、このウィリアムズのアイデアを試している。

新しいブレーキダクトは、セバスチャン・ベッテルのマシンにだけ装着されていた。

しかし、シュミット記者はこう書いている。「ウィリアムズは、この方法が効果より問題を生み出しているのではないかと確信が持てずにいる」

「（2013年型）マシンの問題の原因となっている可能性のあるものとして、車軸を通過する空気もリストに入っている」