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2014年のF1開幕戦を狙うバーレーン

2013年04月20日(土)14:08 pm

F1バーレーンGPの主催者は、シーズン開幕戦として開催したいという意向を持っているようだ。

バーレーンGPは、すでに2006年と2010年には開幕戦として実施された実績があり、2011年には国内情勢が安定していないという理由でキャンセルされたものの、本来であればやはり開幕戦として開催される予定となっていた。

バーレーン国内の政情不安が続いており、F1開催を中止すべきとの声もあるが、バーレーンGPは昨年からF1カレンダーに戻ってきており、再びオーストラリアのメルボルンに代わって開幕戦に復帰することを望んでいる。

「シーズンを開幕するにはいいはずだ」と、記者たちに語ったバーレーン・インターナショナル・サーキットの会長であるザイード・アルザヤニは、次のように続けた。

「チームがもっと長くここに滞在してくれるチャンスができる。新しいタイヤやレギュレーションにクルマがどう対応できるかという期待。わからないこともあるはずだが、ドライバーたちもすぐに彼らのリズムに戻ることができる」

「われわれは2014年に向けて話をしているが、2014年のレースカレンダーがどうなるかということを言うにはまだちょっと早すぎるだろうね」と続けたアルザヤニは、さらに次のように付け加えている。

「(開幕戦という)提案があれば、受け入れるよ」

FIA(国際自動車連盟)との共同声明を出し、物議をかもしている今週末のバーレーンGP開催を支持する考えを表明したF1最高責任者のバーニー・エクレストンも、将来的にレースのスケジュールを見直すことは可能だと認め、『Reuters(ロイター通信)』に次のように語っている。

「できるとは思うが、検討してみないとね」

アルザヤニは、バーレーンで開幕戦を行うメリットとして、チームがバーレーン・インターナショナル・サーキットでシーズン前テストを実施する可能性に言及している。そうすれば、ほぼ晴天のもとにテストが実施できるとともに、その後すぐに開幕戦を迎えることができるというわけだ。

アルザヤニは、さらに次のように続けた。

「チームは最後のテストのためにここを訪れ、レースが開幕するまでほとんどの機材をここに置いておくことができる」

「これが2011年の計画だったんだ。だから、もし開幕戦をやるのであれば、同時にテストも開催して欲しいと思っている。だが、それはわれわれが決めることではないがね」

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