メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは、今シーズンからチームメートになったルイス・ハミルトンに負ける心配はしていないと話した。
これは、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』が伝えた記事。ロズベルグは、7回チャンピオンを獲得したミハエル・シューマッハと去年までチームメートだったが、その3年間シューマッハを上回る成績を残している。しかし、これはロズベルグの力というよりシューマッハの衰えが原因と見る者も多い。
「ミハエルの力は変わっていなかったと保証できる」とロズベルグは主張している。
いずれにしても、今年ロズベルグの実力が再び試されることになる。ハミルトンは2008年のチャンピオンで、F1でも最も速いドライバーだと誰もが高く評価しているからだ。
この2人は、F1にステップアップする何年も前に、カートでチームメートだったことがある。
「彼(ハミルトン)はものすごく速かったよ」とロズベルグも認めている。
しかしロズベルグは、F1という舞台で同じマシンで戦ってもハミルトンに負けない自信があるようだ。
「カートも純粋に力が現れるけれど、F1では、僕の別の強みがよりものをいうんだ」
「僕はいつもセットアップで最大限の力を引き出している。すごく安定感がある」とロズベルグは説明し、ハミルトンはより直感的なドライバーだということを指摘している。
「うまくまとまらない日が何日もあるドライバーもいる。僕はそういうことは少ないよ」とロズベルグは話している。