レッドブルのクルマのデザイナーであり、最高技術責任者でもあるエイドリアン・ニューイは、2012年F1シーズンのチャンピオン・マシンとなったRB8の後継車の発表が若干遅れるという報道内容を認めた。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは今週、ルノー製のエンジンを搭載した2013年仕様車RB9の開発のペースが「少々遅れている」ことを明らかにしていた。
すると今度は、スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』が「われわれの準備が整うのは、希望よりも遅くなるだろう」というニューイのコメントを掲載した。
ニューイは「(チーム部門とドライバー部門の)2つのタイトルを確定させるために、RB8の開発に最後の最後まで集中していなければならなかった」と遅れの原因を指摘している。
その上で「しかし、RB9は現在のクルマ(RB8)の発展形となるので、それ(現時点での開発の遅れ)は大した問題ではない」と今後に向けて自信を見せていた。