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ハミルトンとマクラーレンの関係が下降線

2012年10月08日(月)10:22 am

マクラーレンと、ルイス・ハミルトン(現マクラーレン・来季メルセデス)の関係が破綻しているとみられる兆候が露わになっている。

イギリス紙『The Independent(インディペンデント)』は先日、ハミルトンがマクラーレンの技術的な詳細について興味を示しているという記事を掲載していた。

チーム代表のマーティン・ウィットマーシュはハミルトンがマクラーレンの機密をメルセデスAMGへ漏らす心配はないと否定したが、チームメートのジェンソン・バトンはハミルトンが2013年に関する「会議」から閉め出されている事を明かした。

「ルイスが(これまでに)見て来た事は問題ではないね」

「今年のマシンの事は全て共有するつもりだけど、来年のマシンについての話なら、ノーさ」と、バトンは一線を引いている。

そしてマクラーレンも、ハミルトンに対して現行の契約がある間は、来季所属するメルセデスAMGのファクトリーを訪れる事を禁じている。

「ブラックリーにあるメルセデスAMGのファクトリーには行かないよ。契約で禁じられているんだ。12月の終わりまではこの契約が有効だからね。ちょっと遅いけれど、そういうものだから仕方ない」とハミルトンも認めている。

ハミルトンは今週末、上腕二頭筋に黒いアームバンドをして鈴鹿のパドックを歩いていたが、喪章をしているわけではなく、新しいタトゥーを隠しているようだ。そしてその行為は、マクラーレンの指示があったとみられる。

チームメートのバトンとの間にも亀裂が走っているのかもしれない。バトンはハミルトンのツイッターをフォローするのを辞め、代わりに来季のチームメートであるセルジオ・ペレス(現ザウバー)をフォローし始めた。

バトンはさらに、残りのレースでドライバーズランキングのポイントで先行するハミルトンのために順位を譲ることがあるとしたら、それは“チーム”がタイトルを取るためだけにする、ともハッキリと述べている。

「チームがチャンピオンになるためだったら、何でもするといったのさ」と“チーム”に語気を強めて言った。

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