先日に来季はメルセデスAMGへ移籍することを発表し、長年ともに歩んできたマクラーレンを離脱することが明らかになったルイス・ハミルトン。タイトル争いでは厳しい状況になってきたが、流れをつかんだときには他を寄せ付けない速さを見せるハミルトンにも注目だ。
幼少のころにマクラーレンを契約し、同チームが手塩にかけて育成してきたハミルトン。2007年のF1デビューも当然同チームからで、翌2008年には早くもタイトルを獲得し、当時の最年少王者記録を更新した。しかし、その後はタイトルから遠ざかっており、新契約の条件をめぐる対立から、マクラーレン離脱のうわさが流れていた。そして先日、メルセデスAMGが来季のハミルトン加入を発表し、ハミルトンのマクラーレン離脱が明らかになった。
今シーズンはランキングトップのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)に並ぶ3勝を記録しているハミルトンだが、下位に沈むことやリタイアに終わるレースも多かったため、現在はランキング4位。アロンソとは52ポイント差になっている。しかし、ここ数戦のマクラーレンはトップレベルの速さを見せており、日本GPでも優勝争いに加わってくることが予想される。