8月に入り夏休みを迎えたF1であるが、ドライバーによってその過ごし方はさまざまだ。
故郷のサンパウロへと帰省したフェリペ・マッサ(フェラーリ)は、弟のエドゥアルドと一緒に4輪バイクやミニ卓球に興じている写真をツイッター上に掲載した。
ロンドンオリンピックへと赴いたマーク・ウェバー(レッドブル)は、100メートル自由形で金メダル獲得の期待が高かった、自身と同じくオーストラリア出身の水泳選手ジェームス・マグナッセンの試合を観戦。結果的にメダルは銀色となってしまったが、これについてウェバーは以下のようにコメントしている。
「これこそがレースと呼ばれるものだよ」
「これが起きるからスポーツは面白いんだ」
2009年のF1王者ジェンソン・バトンは、ガールフレンドの道端ジェシカとともに、トライアスロン参加のためにフィリピンへと向かった。
「トライアスロンは全然お金にならないよ」と英紙『Daily Mail(デイリー・メール)』に対して語ったバトンは、次のように続けた。
「でも、1つでも上の順位でゴールするという目標を達成することが面白くて仕方がないんだよね」
現ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、平均時速45kmにも達する全長20kmの自転車競技に出場し、見事優勝を飾った。
また、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)は父アンソニーの故郷であるグレナダで過ごし、ロメ・グロジャン(ロータス)は新妻のマリオン・ジョレスとのハネムーンを楽しんでいる。
そして、過去7度のチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は、家族と水入らずの時を過ごしているようだ。
シューマッハはこう語っている。
「平穏でプライベートを邪魔されることなく過ごしたい。だから人がたくさんいる場所は避けないとね」
※画像はマッサのツイッターより。