F1の最高責任者バーニー・エクレストンが、9月のイタリアGP開催に関する懸念を否定した。
イタリアGPの開催地であるモンツァ・サーキットは、今年5月に開催されたスーパーバイク世界選手権での問題に関して、地元当局の捜索を受けている。
検察は、サーキットの路面状態が適切ではないことを主催者が事前に知っていたのではないかと疑っており、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙は、サーキットディレクターのエンリコ・フェラーリを含む幹部役員がこれを受けて停職処分になったと報じている。
今月初めにサーキットの運営会社シアス・スパのパオロ・グァイタマッキは、「7月末までに、パラボリカ(最終コーナー)のアスファルトを安全なものに補修する」と述べている。
また、「エクレストンの側近と話をして、9月のイタリアGPの体制には全く危険がないと念を押した」とも話していた。
今回『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙が報じたところによると、エクレストンは「モンツァでのF1開催には何の問題もない」と述べている。