トロ・ロッソのダニエル・リチャルドは、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたバーレーンGPフリー走行1回目で20周を周回して、ベストタイムは1分36秒591で20番手。フリー走行2回目では、29周を周回してベストタイムは1分34秒895で11番手になった。
ダニエル・リチャルド
「フリー走行1回目はうまくいかなかったけれど、重要なのは、1日を通して見れば着実に進歩したということかな。僕たちはタイヤの問題で苦しんでいた。プライムタイヤ(ハード側タイヤ)だとタイヤが空転し過ぎてしまうため、タイヤがオーバーヒートして、グリップ力が落ちてしまうんだ。その対処法は分かっていたけど、コース上ではうまく解決できなかった」
「セッション結果を見ても分かるように、フリー走行2回目はよくなった。でもそれより重要なのは、マシンの感触が向上したこと。さらに進歩し続けなくてはいけないし、明日に向けても、いくつか選択肢があるよ」
「タイヤに関して言うと、個人的には、オプションタイヤ(ソフト側のタイヤ)の方が感触は良かった。暑いコンディションにもうまく対応していたと思う。日曜日(22日)の決勝は、1回しかタイヤ交換しないチームはいないだろうし、リアタイヤをいたわることが最優先になるのは間違いないだろうね」