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ダニエル・リチャルド「雨が降れば、僕たちにとって幸運の雨になるだろう」

トロ・ロッソのダニエル・リチャルドは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGPフリー走行3回目で、13周を周回してベストタイムは1分38秒423で15番手。予選では、1分37秒883で15番手になった。

ダニエル・リチャルド
「今日のパフォーマンスは特に悪くなかったけれど、Q3進出を果たした先週のオーストラリアGPの予選ほどいい結果ではないね。タイムを見れば分かるけど、わずか0.1秒の差でグリッドが2つ3つ変わってしまうほどの接戦だった。つまり、僕の後ろにいるクルマともほとんど差がないということさ」

「オーストラリアGPと比べて、ここでは予選Q3進出が難しくなると想定してたから、僕たちの順位は予想とそれほど変わらない。自己ベストを出した周の走りはうまくまとめられたから、けっこう満足しているし、もっとできたはずだと考えたりもしないよ」

「僕たちのクルマがレース向けの仕上がりになっていることを願う。ポイント圏内でゴールできるように努力するよ。順位を上げるチャンスは56周もあるんだし、昨日のフリー走行で僕たちのロングラン（1回のコースインで多くの周回を重ねること）のペースは悪くなかったんだ。でも、もし雨が降れば誰が勝つか分からなくなるし、チャンスが増えるだろうから、僕たちにとって幸運の雨になるだろうね」