トロ・ロッソのダニエル・リチャルドは、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたマレーシアGPフリー走行1回目で、23周を周回してベストタイムは1分40秒469で18番手。フリー走行2回目では、33周を周回してベストタイムは1分38秒853で5番手になった。
ダニエル・リチャルド
「フォーミュラBMW(下位カテゴリー)へ参戦していたころにセパンで走った経験があるけれど、F1のクルマに変わると、頭の中にあったことなんで吹き飛んじゃうね! でもやっぱり、走った経験というのは助けになるかな。シミュレーターでの経験の方が役に立ったように思うよ。ここは技術が求められるサーキットだし、すごく難しさを感じた午前(フリー走行1回目)の走行に比べて、午後(フリー走行2回目)は進歩できたと思う」
「今日は、メルボルン(前戦)と比べてすごくクセの強いこのサーキットへクルマを合わせることに重点を置いて作業した。中でも一番の違いは、もちろん気温だ。こういった気候はタイヤに厳しいから、クルマのバランスを正しく保つことが重要になるよ」