3年連続でF1チャンピオンとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、これからのオフシーズン期間中、F1に関する報道やSNSの情報を気にするつもりはないと語った。
26歳のオランダ人ドライバーであるフェルスタッペンは、現役F1ドライバーの中ではほとんどソーシャルメディアに興味を示さないことで知られている。
■フォローしているのはほかのスポーツだけ
母国オランダの雑誌『Formule 1(フォーミュレ1)』のインタビューにおいて、F1関連のニュースやソーシャルメディアから自分を遠ざけることがストレス解消や自分の集中力を維持することに役だっているのかと尋ねられたフェルスタッペンは、次のように答えている。
「その通りだよ。だけど、いずれにせよ僕はF1関連のアカウントや人物はあまりフォローしていないんだ」
「僕は多くのF1ニュースを意識的に無視しているんだ。そして、ある時点でそれはもうタイムラインに表示されなくなる」
「実際のところ、僕がフォローしているのは他のスポーツやアスリートだけだよ。それは、よりよい人生のバランスを取るためでもあるんだ」
そう語ったフェルスタッペンは、次のように付け加えた。
「パドックで何が起こっているのかすべてを知りたいとは思わないよ。特に家にいるときはね」。
■ガールフレンドの父であるピケともF1の話はしない
フェルスタッペンがかつて同じように3度F1チャンピオンとなった実績を持つネルソン・ピケの娘であるケリーと交際しているのは有名な話だが、フェルスタッペンがブラジルに行ってピケの家族と話をするときもF1に関することは全く話題に上らないのだという。
「そのとき、僕たちは本当にモータースポーツの話は全然しないんだ」
「彼(ネルソン・ピケ)はそのことについて、これまでの人生で十二分に語ってきたからね」
「ある時点で、もうそうするのが好きではなくなり、その話をするのをやめるものなんだ」
そう語ったフェルスタッペンは、次のように付け加えている。
「僕にはわかっているんだ。人生にはもっと大事なものがあるんだってことがね」。