F1第8戦アゼルバイジャンGP(バクー・シティー・サーキット)の初日を終え、激しいボトミングに苦しんだジョージ・ラッセル(メルセデス)が「この新世代マシンで4年間は続けられない」と不満を訴えた。
●【2022F1第8戦アゼルバイジャンGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数
■この新世代マシンで4年間は続けられない
ジョージ・ラッセル(メルセデス)
FP1:8番手 1:46.705 +1.229秒
FP2:7番手 1:44.548 +1.324秒
「今日はトリッキーな一日で、明らかに競争力が足りなかった。タイヤのスイッチを入れて、適切なウィンドウで走らせるのが難しいコースなんだ」
「他のドライバーは終盤の走行で最速タイムを出しているのに、フェラーリやレッドブルはすぐにスイッチを入れられるようだ。今のところ、彼らのほうが本質的に速いマシンを持っていて、僕たちはそれに追いつくために全力を尽くしているんだ」
「たとえタイヤがうまくいったとしても、それは問題の50%にすぎず、残りの50%はクルマのパフォーマンスなんだ」
「今はクルマがとても地面に近いところを走っているから、高速コーナーではクルマが完全に底をついてしまっていて、それは誰にとっても同じことで、本当に運転しづらいんだ」
「この新世代マシンが将来どうなるかはわからないけど、このまま4年間走り続けることはできないだろうから、同じ境遇の者同士、話し合いが必要だろうね」。