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フラビオ・ブリアトーレがアルピーヌに加入する可能性も?

2022年01月20日(木)11:39 am

非常勤取締役を務めていたアラン・プロストの離脱が明らかとなったアルピーヌだが、近いうちにアストンマーティンのチーム代表を務めていたオットマー・サフナウアーの加入が正式に発表されるものと考えられている。

アルピーヌでは最近、エグゼクティブディレクターを務めていたマルチン・ブドコフスキーの離脱も明らかとなっている。そして、まだ発表はないものの、昨年レーシングディレクターとして招かれたダビデ・ブリーヴィオもMotoGPに復帰する可能性が高いと言われており、チームのマネジメント体制に大きな変化が生じるのは間違いない状況となっている。

さらに、イタリアのメディアが報じたところによれば、かつてルノーのチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレが、ルノーの事実上のF1ワークスチームであるアルピーヌに加わる可能性もあるという。

この噂に関し、スペインの『Marca(マルカ)』はアルピーヌと関係の深い「内部事情に精通した情報筋」が次のように語ったと報じている。

「ブリアトーレの復帰は非常に難しいだろう。だが、F1では、非常に難しいことが実現することもある」

「私はそれを何度も見てきたよ」

「アラン・プロストは主に象徴的な位置づけだったし、今ではそのポジションが空いている。いくらアルピーヌが自分たちにアドバイザーは必要ないと言ったとしてもね」

「もしも彼(ブリアトーレ)が復帰することがあるとすれば、その場合にはそうした役割になるだろう。チーム代表あるいはチームマネジメントの一員としてではなく、コンサルタントとしてね」

ブリアトーレがアルピーヌに加入する可能性があると報じているメディアなどがその根拠としているのは、アルピーヌの親会社であるルノーのCEOを務めるルカ・デ・メオや昨年アルピーヌでF1復帰を果たしたフェルナンド・アロンソがブリアトーレと親しいことだ。

アロンソがルノーでF1チャンピオンとなった2005年と2006年にチーム代表を務めていたのが現在71歳のブリアトーレだったことは言うまでもないだろう。ブリアトーレは現在もアロンソのマネジメントに関与している。

一方、最近ではFIA(国際自動車連盟)の前会長であるジャン・トッドが古巣フェラーリに復帰するのではないかとの噂もささやかれている。

かつてフェラーリのチーム代表として、ミハエル・シューマッハやロス・ブラウン(現F1モータースポーツ担当マネジングディレクター)などを擁してイタリアの名門F1チームに黄金時代をもたらした実績を持つトッドだが、任期満了でFIAの会長職を退いたことで、フェラーリがコンサルタントとして迎え入れるのではないかと考えられているのだ。

だが、イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』は、それが実現することはないだろうと、フィアット-クライスラーの会長であり、現在はフェラーリ会長も兼務しているジョン・エルカーンに言及しながら次のように報じている。

「フェラーリ会長は、FIAの元ナンバー1(トッド)に“スーパーコンサルタント”としての役割を担わせることに納得していない」

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