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アルピーヌはアロンソとオコンの関係に用心する必要があるとアラン・プロスト

2021年04月09日(金)11:37 am

4度F1王座についた実績を持つアラン・プロストが、アルピーヌはフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンの関係について非常に注意を払っておく必要があると語った。

アルピーヌのアドバイザーを務めるプロストは、すでに昨年のルノーF1チームにおいてオコンとダニエル・リカルド(現マクラーレン)との間で「心理戦」が交わされていたのだと明かし、母国フランスの『Le Figaro(フィガロ)』に次のように続けた。

「2人のドライバーの間に心理的な駆け引きが生まれるのは普通のことだよ」

「常に戦いの中で優位に立つドライバーがいるものだ」

「1人のドライバーがあるグランプリで勝ち、もう1人のドライバーが次のグランプリで勝てば、物事はうまくいくものだ。バランスがとれるからね」

今年はリカルドの後任としてかつて2度F1チャンピオンとなったアロンソをチームメートに迎えたオコンだが、プロストによればまだその2人の間に大きな問題は生じていないものの、今後に向けてチームとしてそれに気を配っていくことが重要になってきそうだ。

「もしも、昨年オコンがリカルドとの間で経験したように、どちらかのドライバーが継続していいパフォーマンスを発揮するようなことになれば、もっと難しいことになってくるだろう」

「ドライバー同士が協力し合うことが重要なんだ。チーム内の雰囲気がパフォーマンスに大きく影響してくるからね」

そう語った66歳のプロストは次のように付け加えた。

「ドライバー間のトラブルはチームにとっては命取りになりかねない。だから、その点には十分に注意しなければならないよ」

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