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【F1】1チームあたり33億円のドライバー予算上限値導入へ

2021年04月09日(金)5:15 am

ドライバーへ支払われる報酬を明確に制限する方向で動いているF1だが、伝えられるところによれば1チームあたり年間3000万ドル(約33億円)の予算上限値を設定する方向で調整を行うつもりのようだ。

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙をはじめとするいくつかのメディアが報じたところによると、FIA(F1統括団体である国際自動車連盟)とF1オーナーのリバティ・メディアがこの提案をF1チームに配布する準備を進めているという。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は次のように報じている。

「噂によると、彼ら(FIAとリバティ・メディア)はある数字を決定するに至ったようだ。今後のシーズンでは各チームが2人のドライバーとリザーブドライバーに支払うことができるのは合計で最大3000万ドルになる」

「ボーナスや個人的な肖像権に関してはこれには含まれないようだ」

もしもその限度額が本当に運用されることになれば、まず大きな影響を受けるのが現F1チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)だろう。伝えられるところによれば、ハミルトンは年間約4500万ドル(約49億円)の報酬を得ていると考えられている。

さらに、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)やシャルル・ルクレール(フェラーリ)たちもかなりの報酬を得ていると考えられており、今回報じられたドライバー予算上限値案には不満を抱えることになるだろう。

「この件に関しては自分の意見もあるけれど、公的にではなく直接FIAに話した方がいいと思う」

イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』にそう語ったルクレールは次のように付け加えている。

「でも、サーキットで僕たちがどれほどのリスクを負っているのかをしっかりと指摘したいと思っているよ」

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