F1第13戦エミリア・ロマーニャGPが行われたばかりのイモラ・サーキットにて、Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)およびレッドブル・ジュニアチームに所属し、現在カーリン(Carlin)からFIAフォーミュラ2選手権に参戦している角田裕毅(つのだゆうき)が、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2018年型マシンを使用してテスト走行を行い、F1初ドライブの感想を次のようにコメントした。
■角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
「初めてのF1マシンでのドライブは少し疲れましたが、とても楽しかったです!
ブレーキのパフォーマンスやアクセルの加速がこれまでドライブしたマシンとは全くの別次元だと感じました。
今日は競う相手がいたわけではなかったので、F1マシンに慣れ、目標としていた300kmを走り切ることに集中していました。ドライビングについてはステアリングスイッチが多いなどの複雑さはありますが、事前にシミュレーターでのセッションを繰り返し、トレーニングも入念に行ってきたので、特に問題はありませんでした。ハイスピードサーキットのイモラでのドライビングということも含め、F1マシンでの走行を本当に楽しむことができた一日になりました。
アルファタウリのエンジニアたちとは、先月のシート合わせのときからコミュニケーションを始めました。イタリア人で陽気なメンバーも多いので、冗談を言い合いながら仕事を進めたりと、すでにいい関係を築けています。もちろん、日本語でコミュニケーションが取れるHondaのエンジニアとも、PUについて様々な話をしています。
今シーズンのF2は、残りの2ラウンド・4戦が残っています。自分としては、一つのセッション、一つのラップ、一つのコーナーといった感じで、目の前にある課題に集中するのみだと考えていますし、最終的にそれを結果に繋げられればと思っています」
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