NEXT...F1開催スケジュール

【F1】2021年以降のチーム予算上限値が決定

2020年05月28日(木)18:08 pm

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は27日(水)に、当初2021年に1億7500万ドル(約189億円)で導入が予定されていたバジェットキャップ(チーム予算上限値)に関して、これを1億4500万ドル(約156億円)に引き下げることが正式に確定したと発表した。

そして、そのバジェットキャップは2022年には1億4000万ドル(約150億円)、2023年から2025年にかけては1億3500万ドル(約145億円)まで段階的に減額されることになる。

さらに、FIAが今回発表した声明には2021年以降に向けて空力パーツなどの開発を一定程度制限する項目も含まれている。

イギリスのウォーキングにファクトリーを構えるマクラーレンのチームCEOであるザック・ブラウンは、今回いくつかの新たなルールが決定されたことは「我々のスポーツにとって極めて重要な節目だった」と語り、次のように続けた。

「F1はしばらくの間財政的に維持が困難な状況にあったし、何もしなければF1や参加者の将来にリスクを及ぼしていただろう。この問題を共同で断固たる姿勢で解決したことは賞賛に値するよ」

伝えられるところによれば、新型コロナウイルスの影響により財政危機に陥ったマクラーレンF1チームでは75人のスタッフを削減することになっているという。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック