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【FIA】今回のF1エンジン押収目的はホンダも含めた「所定のチェック」

2019年11月22日(金)16:30 pm

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が、最近フェラーリF1エンジンの燃料システムを“差し押さえた”と報じられたことに対し、実情は周囲が想像しているようなものではないと主張した。

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フェラーリの2019年型F1エンジンに対する疑念の声が上がっているが、FIAではエンジンルールをより明確にするために、これまでに2回詳細な技術通達を出していたが、つい最近3回目の通達も出されたと報じられている。

そして、2020年シーズンからはPU(パワーユニット)と呼ばれるF1エンジンに新たなセンサーが取り付けられ、ルールに規定されている最大燃料流量が守られているかどうかをこれまでよりも厳重にチェックすることになると言われている。

そして、FIAがこうした動きに出ているのは、単にフェラーリだけに注目しているためではなさそうだ。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、FIAが今季のF1第20戦が開催されたブラジルにおいてフェラーリとそのカスタマーチーム、さらにフェラーリ以外のエンジンを使用しているチームからも燃料システムを押収したと報じていた。

そして、このほど同じドイツのテレビ局『RTL』が伝えたところによれば、それはハースとレッドブル・ホンダだという。

しかし、FIAのスポークスマンは『RTL』に、今回の件について「押収」という表現を用いるのは正しくなく、あくまでも「所定のチェック」に過ぎないと語っている。

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