アルファロメオは、F1ドイツGP(ホッケンハイムリンク)でキミ・ライコネンが7位、アントニオ・ジョビナッツィが8位に入賞して最高の成績を上げた。
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しかしレースが終了してから数時間後、スチュワードは「クラッチ調整の違反」があったとして各々に30秒ペナルティを科した。これにより、キミ・ライコネンが12位、アントニオ・ジョビナッツィが13位となってしまった。
■ヴァスール代表「上訴する」
これに対して、アルファロメオのフレデリック・ヴァスール代表は「上訴する」として、以下のように述べた。
「このようなエキサイティングなレースが行われた中で、2台にペナルティを科され、ポイント圏外にされたことは非常に残念だ。
この状況(クラッチのトルク問題)は、スタート前にセーフティカーの後ろで周回している最中に発生したんだ。我々ができる制御を超えて起こってしまったクラッチの機能不全に苦しんでいたんだ。我々は問題をさらに調査していく。
私たちはFIAの意志決定の過程とスチュワードの仕事を尊重しているが、それを覆すだけの根拠と証拠があると信じているので、この決定に対して上訴するつもりだ。この点において、我々はすぐにFIAと連絡を取り合うだろう」
■ライコネンとジョビナッツィの走りを讃える
そして、難しいコンディションの中で素晴らしいレースをしたキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィに対して、フレデリック・ヴァスールは次のように述べている。
「キミとアントニオは難しいコンディションでも非常にうまく走った。素晴らしい走りをした彼らには、7位と8位は当然の結果だ。
チームは2台をポイント圏内に入れるために一生懸命に働いてくれた。そして我々は再び厳しい中団グループで戦えるペースがあることを示した。
このレースはF1にとって素晴らしいショーケースであり、それがこのような形で終わったことは残念だ。」
アルファロメオは、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィのコメントを発表していない。
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