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「来年はもっと速いクルマを造り上げる」とウィリアムズ技術トップ

2017年11月17日(金)17:30 pm

2017年にメルセデスAMGからウィリアムズへ移籍したパディ・ロウ(チーフテクニカルオフィサー)が、2018年のウィリアムズF1マシンはもっと速いものにするつもりだと語った。

マクラーレンやメルセデスAMGで技術トップとして成功を収めてきた55歳のロウだが、現在はウィリアムズで技術トップに座にあるだけでなく、チームの共同オーナーの1人にも名前を連ねている。

■名門復活を目指すウィリアムズ

ウィリアムズは、プライベートチームながらこれまでにコンストラクターズタイトルを9回獲得した名門チームだ。この記録はフェラーリに次ぐ歴代2位につけるものだ。

ところが、ジャック・ビルヌーブを擁してドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトル両方を手中に収めた1997年以降、ウィリアムズはタイトルから見放され、成績も年を追うごとに下降し続けてきていた。

2013年にはコンストラクターズランキング9位にまで沈んでいたウィリアムズだが、現行PU(パワーユニット)が導入された2014年には最強メルセデスPUの力を借りて一気にランキング3位に浮上。2015年も2年連続で3位となり、トップ3チームの位置に復活を遂げていた。

ところが、2016年にはトップ3の位置を守るどころか、フォース・インディアにも逆転されてまたランキング5位に下がってしまう。そして今年はフォース・インディアとのポイント差がさらに広がり、やはりランキング5位以下で終えることが確定している。

■必要なものは速いクルマだとロウ

しかし、来年からはまた状況が違ってくるはずだとロウはフランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように語った。

「いくつか興味深い挑戦はできたし、今年はいい年だったよ」

「このチームに慣れながら、トップチームにはない中団グループのチームならではの困難に直面したことは新たな経験となった」

「ウィリアムズはいいチームだし、例えばピットストップや作業のやり方などについては我々が基準となることもしばしばある」

「その一方で、我々に必要なものはもっと速いクルマだ」

「我々はこれからも前進し、再び勝利するという野心を抱いている。我々がここにいるのはそのためだからね」

■軽視できないヘイロー装着の影響

そう語ったロウは、現在ウィリアムズでは2018年型車の開発プログラムに専念しているものの、来季から装着が義務付けられる「ヘイロー」と呼ばれるドライバーの頭部保護装置がクルマの挙動に大きく影響を及ぼすことになりそうだと次のように続けた。

「これは空力よりももっと構造的な影響が大きくなる重要なプロジェクトなんだ」

「今後の数か月において来年のクルマに関して正しい決定を行うことが重要なプロジェクトになる。今年から何を学ぶことができるのか、そこで見えてくるだろうね」とロウは付け加えた。

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