マクラーレン・ホンダは、F1カナダGP初日をフェルナンド・アロンソが7番手、ストフェル・バンドーンが19番手で終え、次のように振り返った。
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■FP1:アロンソのPUに油圧系トラブル・・・
今日のFP1では、両マシンがセッションの大半を予定していたプログラム通りに走行したものの、フェルナンド・アロンソは、パワーユニット(PU)に油圧系の漏れが生じたため、終了間際にコース上にマシンを止める結果となった。アロンソは13周を走行し、16番手でセッションを終了している。
一方、ストフェル・バンドーンにとっては、アロンソよりも実りの多いセッションとなった。29周を走行し、通常のセットアップ変更や空力整合作業を行い、11番手のタイムだった。
■FP2:バンドーンにMGU-Hの問題
FP2は、2人のドライバーの運が逆転するかたちとなった。バンドーンはセッションをスムーズに開始し、予定されていたフロア交換が終了次第、コースに復帰。しかしながら、セッション終了間際にMGU-Hの問題を検知したため、走行時間が15分短縮される結果となった。この不具合については、現在分析中だ。バンドーンは20周を走行し、19番手でセッションを終了した。
一方、FP1で油圧系の漏れが発生したアロンソのマシンをコースに戻すために、チームは精力的に仕事をした。幸いにも、大がかりなコンポーネント交換を必要としない、簡単な作業で済んでいる。アロンソはセッション終了まで残り約30分のところでコースに復帰。19周を走行し、7番手タイムをマークした。
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