マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、上海インターナショナル・サーキットで行われた2017年F1第2戦中国GP決勝を振り返って次のようにコメントした。
●【決勝結果】F1中国GP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■エリック・ブーリエ「序盤の展開は有望だったが・・・」
「湿って、滑りやすいサーキットで、フェルナンド(アロンソ)は13番グリッドから素晴らしい判断で完ぺきなスタートを切り、最初のバーチャル・セーフティカーが導入されるころには8番手にいたんだ。決勝がスタートしてほんの数周でね。そして7周目には彼は6番手に順位を上げていた。そして、その後同郷のカルロス(サインツ/トロロッソ)と見応えのある戦いを演じてみせた」
「ストフェル(バンドーン)もそのころにはうまくやっていたよ。スターティンググリッドが16番から15番へと上がっていたし、周りのクルマを抑え込むこともできていた」
「残念ながら、序盤のこうした有望な展開もすぐに泡と消えてしまった。燃料の問題でストフェルのレースはたった17周で終わってしまったし、ドライブシャフトの問題でフェルナンドの午後も33周しただけで終わってしまった」
「我々はここからまっすぐにバーレーンへと向かう。あそこはシルバーストン(イギリス)や鈴鹿(日本)同様、我々にとってはホームグランプリとなる。あそこではより暖かくて、よりよいレース週末をエンジョイできることを期待しているよ」
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