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F1のうわさもあった楽天、「FCバルセロナ」と256億円で契約

2016年11月17日(木)7:00 am

「楽天」が、サッカーの名門「FCバルセロナ」と4年契約を締結した。契約金総額は、年間5,500万ユーロ(64億円)。4年間の総額は2億2,000万ユーロ(256億円)で、1年の延長オプションがあるという。

2014年にはF1マクラーレンが62億円でタイトルスポンサーの交渉中と言われていたものの、その後、決裂していた。

●楽天が62億円でマクラーレンのタイトルスポンサー候補に

楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史、以下「楽天」)は、スペインの名門サッカーチーム「FCバルセロナ」との間で4年間のパートナー契約を締結することで基本合意した。

楽天は2017-2018シーズンから、「FCバルセロナ」のグローバルにおける「メインパートナー」に加え、「グローバル イノベーション&エンターテインメント パートナー」(以下「イノベーション パートナー」)となり、イノベーションをもたらす様々な取り組みでの協業を目指す。

本日、FCバルセロナのジョセップ・マリア・バルトメウ会長とマーケティング・コミュニケーション担当のマネル・アロジョ副会長、楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷 浩史氏が出席のもと、スペイン・バルセロナで行われたセレモニーで正式に、契約条件の大枠で合意したことを発表した。

今後数週間内に開催される予定のソシオ(クラブ会員)の臨時総会で最終承認される見込みだ。パートナーシップ期間は、2017-2018シーズンからの4年間で、契約金額は年間5,500万ユーロです。さらに1年間の延長オプションがあります。

■FCバルセロナ ジョセップ・マリア・バルトメウ会長

「楽天と条件の合意に至ったことを嬉しく思います。楽天は、ビッグデータ活用や通信、Eコマースなどにおいて幅広い知見を持ち、世界的にイノベーティブなブランドとして知られ、FCバルセロナの長期的な成功を支援してくれるものと期待しています。

本合意は、FCバルセロナの取締役会がこれまで志向してきた、スポーツクラブのスポンサーシップの新しいあり方を示すものです。

楽天とFCバルセロナで、これまでにない形でのスポーツとビジネスの融合を生み出し、スポーツビジネスにおけるパートナーシップの新しい成功モデルを提示していけるものと期待しています」

■楽天 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史

「このようなパートナーシップの機会を得られることを、大変嬉しく思います。楽天の世界でのブランド戦略を強化するだけでなく、FCバルセロナの『イノベーション パートナー』となることで、新たなイノベーションの枠組みを作っていくパートナーとなることを楽しみにしています。

世界のサッカー界をリードするバルサ独自のプレースタイルやプロフェッショナリズム、目標に向かって最後までやり遂げる力、若手育成に対する姿勢など、楽天とバルサに共通する価値を基に、今後ファンの皆様に喜んでいただけるよう、取り組んでまいりたいと思います」

楽天グループは国内において、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)クラブチームの「ヴィッセル神戸」とプロ野球団の「東北楽天ゴールデンイーグルス」を運営。今回のFCバルセロナとのパートナーシップにより、グローバル規模で、企業ブランドの認知向上と、スポーツ・文化の振興・発展に寄与することを目指す。

「FCバルセロナ」は、1899年に創設されたスペイン・カタルーニャ州バルセロナをホームタウンとする世界有数のクラブだ。スペインのプロサッカーリーグ(リーガ・エスパニョーラ)に属し、リーグ優勝24回、欧州のナンバーワン・クラブを決める「UEFAチャンピオンズリーグ」で優勝5回という実績を誇る。「バルサ」の愛称で親しまれるクラブには、世界で約14万5,000人のソシオ(クラブ会員)がいる。

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