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ハミルトン「今年はタイトル獲得が少し危うくなった」

2016年10月09日(日)21:21 pm

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP決勝を終えて次のようにコメントした。

●【レース結果】第17戦F1日本GPのタイム差、周回数、ピット回数

■ルイス・ハミルトン「レース後半はいいペースで走ることができた」
決勝/3位

「最初に、ファクトリーのみんなとメルセデス・ベンツのみんなに本当におめでとうと言いたい。全員で素晴らしい仕事を成し遂げたんだ。そしてこうして3年連続で成功を勝ち得ることができたのは素晴らしいことだよ。これまで3年間にわたって多くの人たちが素晴らしい努力をつぎこんでくれたということだし、今日はそれが一番大切なことだよ。彼らみんなの支援なくしてこれを達成することはできなかったし、僕もその一員であることを本当に誇りに思っている。そして僕は2007年からメルセデスと一緒にやってきているし、2013年からこのチームでやれていることも誇りに思うよ」

「レースに関してだけど、スタートで何が起こったのかはよく分からないんだ。エンジニアがどう言うか確認しないとね。だけど、僕が最悪のスタートを切ってしまったのは確かだ。僕がいた方は完全には乾いていなかったし、かなりホイールスピンさせてしまった。だけど、そのせいだけじゃなかったよ。ほかのみんなはトラクションを得てうまく走りだしていたから、僕はそこでいくつも順位を失ってしまった。不満は残るけれど、起きたことは仕方ない。そういうこともあるものさ」

「そこから、レース序盤にはキミ(ライコネン/フェラーリ)のようなペースはなかったんだ。だから僕は(スティントを)長めにするしかないと分かっていたし、レースの最初の部分では彼にアタックをしかけるようなことはしなかった。後半にはもっと面白くなったし、ハードタイヤでは本当にいいペースで走ることができていた。クルマの感触もよくなったし、楽に運転することができ、ほかのドライバーたちを追い抜くこともできていた」

「フロントウイングを少し調整したことでアンダーステアが完全に消えたんだ。だから自分の思う通りの走りができていたし、ギャップを縮めることができていた。残念ながら、2位になることはできなかった。だけど今日は自分にできる最高の仕事はやれたと思う。1ポイントでも大切だから可能な限り多くのポイントを取るために心を込めて走っていたよ」

「今日はニコ(ロズベルグ)が素晴らしい仕事をしたし、今ではかなりの差に開いてしまった。だから僕がドライバーズタイトルを取るのは難しくなってきている。僕は全力を尽くしていくつもりだよ。今日のレースでもやったように、そしていつもと同じようにね。僕にできるのは、自分ができることすべてに集中していくことだけさ。そしてどうなるか、様子を見るだけだよ」

「今日ここに来てくれたみんなに心からお礼を言うよ。ここのファンはいつもと同じように素晴らしかった。これから自分の家に戻り、そこから次のレースに向かうことを楽しみにしている」

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