メルセデスAMG「明暗くっきり！ポールと最後尾」／中国GP2日目
メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが、上海インターナショナル・サーキットで行われたF1中国GP2日目を終え、次のようにコメントした。
■ニコ・ロズベルグ「まだ油断はできない」
フリー3／ノータイム
予選／ポールポジション
「今年最初のポールがとれてうれしい。決勝を一番前からスタートできるのは最高だし、またその機会を得られてすごく満足しているよ。もちろん、ルイス（ハミルトン）のクルマが壊れてしまったのはいいことではないし、僕たちの間でポール獲得の戦いができなかったのは残念だ。これに関してはチームとして調査をする必要がある。だけど、いずれにしても彼も明日は順位を上げてくるはずだと確信しているよ」
「僕はQ3の最初のアタックでちょっとミスをしてしまったんだ。だけど最後のラップはかなりよかった。とは言え、キミ（ライコネン）も最後のラップでミスをしたと言っていたし、そのことを考慮に入れれば今日の順位表に記されているほどの大きな差があるとは思えない。金曜日にはフェラーリは僕たちと同じレベルだった。だから僕たちも赤いクルマとの戦いに備えておかないとならない。レースでは驚くようなことも起こるものだからね」
「いろんな戦略が立てられそうだし、まだこの先は長い。だけど、クルマの感触はいいし、戦いを楽しみにしているよ」
■ルイス・ハミルトン「チェッカーを受けるまで攻め続ける」
フリー3／ノータイム
予選／22番手（ノータイム）
「もちろん、今日走ることができなかったのは残念だよ。いずれにしてもグリッド降格ペナルティーによって厳しい週末になるはずだった。だけど、これらは僕たちに試練として与えられたものだ。誰も楽に勝つことを望んではいない。少なくとも僕はそうではないということが自分でも分かっている。今、僕たちは泥沼の中にいるようなものだ。だけどそこから抜け出してみせるよ。僕たちには素晴らしいクルマがあるし、チームも素晴らしい仕事をしてくれているからね」
「僕たちにはもっと改善できるところもある。だけど、まだシーズンも始まったばかりだし、ばん回することができるということも分かっている。こんなことでうなだれたりしないことが大切なんだ。僕たちにできる最善のことは、これによって学び、そこから前進を果たすことだからね。みんなも僕と同じようにショックを受けているはずさ。だけど、なるようになるものさ。僕らは勝つも負けるも一緒だ。だから何が起こったのかを理解し、同じことが再び起こらないように懸命に取り組んでいくよ」
「前向きなことは、ここでは追い抜きが可能だし、クルマは速いってことだ。明日に向けてクルマを修理することができ、いいレースができるよう期待している。以前にもこういうポジションになったことがある。2年前のハンガリーではグリッド後方から追い上げて表彰台に上った。だから、どんなことでも可能さ」
「ここではあまりタイヤが長持ちしない。だから、あのときのレースほどうまくいくとは思えない。だけど、もちろん僕はベストを尽くしていくし、できる限り順位を上げたいと思っている。少なくともポイント圏内には行けるだろうし、そこから自分に何ができるか、様子を見ていくよ。チェッカーを受けるまでは終わったわけではないからね」
●【映像】予選ポールポジションを獲得したニコ・ロズベルグのオンボードカメラ映像
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■マクラーレン・ホンダ
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