マクラーレンはすでに2014年F1シーズンに焦点を合わせているが、今シーズン終了までにフォース・インディアを抜けるはずだとジェンソン・バトン(マクラーレン)が話している。
バトンはマクラーレンがチームランキングで暫定6位に甘んじるのは「つらい」と明かし、「僕たちが望む位置じゃない」と、暫定5位のフォース・インディアを追いかける現状に触れ、こう続けた。
「だけど、フォース・インディアは冬の間にクルマの設計を失敗しなかったんだ」
「たしかに、僕たちは今フォース・インディアよりも後ろにいる。でも、シーズン終了までにはきっと追い抜けるはずさ」
さらにバトンはマクラーレンの不調の原因を「攻めすぎたやり方」で2013年型車を設計し、それが「うまくいかなかった」ためだとし、一方のフォース・インディアは「去年からクルマを作っていただけだ」と話す。
「今はフォース・インディアが強いけれど、僕たちは彼らよりも進歩できると思うんだ」
バトンのこの発言は根拠のないものではないようで、マクラーレンのMP4-28が遅い原因をマクラーレンはすでに突き止めており、それを生かしながら2014年型車の開発を進めていると明かしている。
「この(2013年型)クルマの開発も続けるつもりだよ。2014年型の開発に役立つ部分だけだけれどね」
「僕たちのゴールは2014年に向けていいクルマを作ることなんだ」