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伝説的F1ドライバーがハミルトンに苦言

2013年07月26日(金)11:11 am

1964年のF1チャンピオンで79歳のジョン・サーティースは、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の私生活に苦言を呈した。

ハミルトンは、現役ドライバーの中でも天性の才能は最も豊かだと評価されているが、F1参戦2年目の2008年にチャンピオンを獲得して以降、たびたび不安定な時期を過ごしている。

「(F1以外の)ほかのことが彼のキャリアに部分的に影響を及ぼしてきた。だが、それがどの程度なのか、それは私には分からない」とサーティースは『Daily Mail(デイリー・メール)』に話している。

サーティースが言う「ほかのこと」とは、ハミルトンがスキャンダルを起こしたり、ミュージシャンデビューや映画出演などに興味を持ったりしていることを指すと思われる。また最近では、レースウィーク中に飼い犬のロスコーをパドックに連れてきたり、復縁した恋人のニコール・シャージンガーと再び破局したりといったことが話題となっている。

「結局、どういう人生を送るかはその人間次第だ。ルイスがコース内外でやっている生き方で、最良の人生を送れていると信じているなら、それはほかの誰でもない、彼自身が決めることだ」

「そうは言っても、おそらく一時期と比べると、仕事を成し遂げることに集中し続けているようにも見受けられない」

「その状態でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)やセバスチャン・ベッテル(レッドブル)のような相手と競い合っているとなれば、問題も出てくる」

ハミルトンは、F1第9戦ドイツGPで、シャージンガーとの破局を乗り越えられずに苦しんでいると認めている。

元F1ドライバーで、イギリスのテレビ局『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』で解説を務めるマーティン・ブランドルも、ハミルトンに対して次のように忠告している。「すぐにも問題に片を付けて私生活を落ち着かせる方法を見つける必要がある。そして、レース人生のほうで最大限の力を発揮できるようにしなければいけない」

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