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スランプを抜けられないマッサ、キャリア存続の危機?

2013年07月26日(金)11:22 am

伝説的なブラジル人ドライバーであるエマーソン・フィッティパルディは、2013年シーズン後半の走りによってはフェリペ・マッサ(フェラーリ)の将来は難しくなるだろうと話している。

マッサは2012年シーズンもスランプに見舞われて将来が不安視されたが、2013年シーズンは速さの問題と言うよりもクラッシュやスピンが多いことが問題だ。このため、昨シーズン後半の復調でつながった首がまたしても危険な状態になっている。2013年シーズン末でマッサとフェラーリの契約が切れることも考えると、展望は明るくない。

フィッティパルディは「マッサの将来は今シーズン後半でどれだけよくやれるかにかかっていると思うね」とブラジルの『Totalrace(トータルレース)』に語っている。

「マッサはアグレッシブで才能もあり、とても速い。たが、アスリートにはどこか歯車が狂ってしまったような時期があるものだ」

「私はマッサが(スランプを)抜けてくれると思っているよ」

フィッティパルディは、事故が続くマッサと直接会って話をする機会があったことを明かした。

「シルバーストンで、私はマッサにこう言ったんだ。どんなアスリートでもキャリアのなかでスランプに陥る時期があるものだ。モータースポーツだけに限らず、どんなスポーツでもそれは同じだ」

「そして、突然すべてが元通りになるときがくる」

マッサがスランプを脱するチャンスとして一番近いのは、夏休み前最後のレースであるハンガリーGP(7月28日決勝)だ。

これを逃すと約1か月クルマに乗る機会がなくなるためか、マッサはこう話している。「とにかく、なによりも、状況がよくなってほしい。いい結果を出して休暇に入れれば気分は大きく違うからさ」

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