メルセデス・ベンツ日本は、14日(火)より「Eクラス(セダン/ステーションワゴン)」の発売を開始した。価格は595万円から1,817万円までとなる。
新しくなったEクラスは、LEDハイパフォーマンスヘッドライトや新型フロントグリルなど先進的でダイナミックな印象を高める新世代のメルセデスデザインの採用によりエクステリアが一新されたのをはじめ、最新鋭の直噴ガソリンエンジン/クリーンディーゼル/ハイブリッドによるパワートレイン、大幅に進化を遂げた安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を搭載するなど、計2,000箇所以上におよぶ変更が加えられている。
特筆すべきは、「E 250」、「E 250 アバンギャルド」に搭載された世界で初めて成層燃焼リーンバーンとターボチャージャー、排ガス再循環装置(EGR)の組み合わせを実現した新開発2.0リッター直列4気筒ブルーダイレクト・ターボエンジンだろう。これにアイドリングストップ機能などが組み合わされることで、最高出力は従来モデル比+7PS/+5kW、最大トルクも従来モデル比+40Nmの向上を実現しながら、燃費は15.5km/L(JC08モード)と従来モデルに比べ約23%もの改善が図られた。
また、「E 350ブルーテック・アバンギャルド」に搭載される3.0リッターV型6気筒ブルーテック(ディーゼル)エンジンも、大幅なパフォーマンスを向上するとともに、燃費経済性も改善。さらに、Eクラス初のハイブリッドモデルとなる「E400ハイブリッド・アバンギャルド」に搭載されるハイブリッドシステムは、最新世代3.5リッターV型6気筒ブルーダイレクトエンジンと高性能電気モーターを組み合わせ、最高出力306PS/225kW、最大トルク370Nmのゆとりある動力性能を発揮。燃費はクラス最高水準の環境性能を誇る15.2km/L(JC08モード)を実現している。
さらに、新型Eクラスは、「レーダーセーフティパッケージ」、「アダプティブハイビームアシスト・プラス」、「アクティブパーキングアシスト」といったドライバー支援/安全システムの進化バージョンが搭載され、快適性と安全性の高次元での融合化が図られたほか、0-100km/h加速3.6秒を誇る世界最速セダン「E63AMG・S・4マチック」を始め、「E63AMG・S」(セダンのみ)、「E63AMG・S・4マチック」といった圧倒的パフォーマンスを誇るAMGモデルのラインアップも拡充された。
<新型「Eクラス」の概要(モデル/ハンドル位置/エンジン/価格)>
E250/右/2.0リッター直列4気筒直噴ターボ/595万円
E250アバンギャルド/右/2.0リッター直列4気筒直噴ターボ/655万円
E300アバンギャルド/右/3.5リッター直噴V6/720万円
E300・4マチック・アバンギャルド/左/3.5リッター直噴V6/750万円
E350ブルーテック・アバンギャルド/右/3.0リッターV6ディーゼル/798万円
E350アバンギャルド/右/3.5リッター直噴V6/872万円
E400ハイブリッド・アバンギャルド/左/3.5リッターV6直噴+ハイブリッド/890万円
E550アバンギャルド/右/4.7リッターV8直噴ツインターボ/1,120万円
E63AMG/右/5.5リッターV8直噴ツインターボ/1,495万円
E63AMG・4マチック/左/5.5リッターV8直噴ツインターボ/1,520万円
E63AMG・S/右/5.5リッターV8直噴ツインターボ/1,750万円
E63AMG・S・4マチック/左/5.5リッターV8直噴ツインターボ/1,780万円
E250ステーションワゴン/右/2.0リッター直列4気筒直噴ターボ/630万円
E250ステーションワゴン・アバンギャルド/右/2.0リッター直列4気筒直噴ターボ/690万円
E300ステーションワゴン・アバンギャルド/右/3.5リッター直噴V6/755万円
E300・4マチック・ステーションワゴン・アバンギャルド/左/3.5リッター直噴V6/785万円
E350ブルーテック・ステーションワゴン・アバンギャルド/右/3.0リッターV6ディーゼル/833万円
E350ステーションワゴン・アバンギャルド/右/3.5リッター直噴V6/907万円
E550ステーションワゴン・アバンギャルド/右/4.7リッターV8直噴ツインターボ/1,150万円
E63AMG・4マチック・ステーションワゴン/左/5.5リッターV8直噴ツインターボ/1,557万円
E63AMG・S・4マチック・ステーションワゴン/左/5.5リッターV8直噴ツインターボ/1,817万円