ポルシェAGは23日(火)、女子テニス界のスーパースターであるマリア・シャラポワが、ポルシェのブランドアンバサダーに就任したと発表した。
ポルシェの本社があるシュトゥットガルトで行われたパートナーシップ発表会見において、ポルシェAGのCEOであるマティアス・ミューラーは、「マリア・シャラポワは、卓越したアスリートで最高のパフォーマンスと、エレガンスおよびパワーを融合しています。これらはまさしく、当社のスポーツカーが持つ資質です。彼女のプロフィールとカリスマ性は、ポルシェに理想的にマッチします」と今回の契約に至った理由を述べている。
1978年から「ポルシェ・テニス・グランプリ」の冠スポンサーを務めるほか、フェドカップに参戦するドイツナショナルチームへの支援や、将来をしょく望される若いプレーヤーをサポートするポルシェ・タレントチームドイツのスポンサー活動など、長年にわたって女子テニスへのサポートを行ってきているポルシェだが、今回、シャラポワをブランドアンバサダーに任命したことにより、女子テニスへのコミットメントをさらに一歩進めることにもつながるとしている。
2012年のポルシェ・テニス・グランプリで優勝を飾り、優勝賞品として白い911カレラSカブリオレを獲得したことのあるシャラポワは、今回のブランドアンバサダー就任にあたり、「私は、これまでも世界屈指のブランドとタイアップする機会に恵まれましたが、今回、ポルシェとパートナーとなれることは、素晴らしい名誉です」と語った。
今回の契約期間は3年で、この間シャラポワは世界各地でポルシェのコミュニケーション・キャンペーンに携わることになる。