BMWジャパンは、昨年9月に発表した新型「3シリーズツーリング」のラインアップに、ツーリング・モデル初の右ハンドル仕様4輪駆動モデル「320iエックスドライブ・ツーリング」と、驚異的なパワーと高い環境性能を両立したトップモデル「335iツーリング」を追加し、18日(木)に発売した。価格は、「320iエックスドライブ・ツーリング」が501万円から545万円、「335iツーリング」が714万円から755万円までとなる。
<「320iエックスドライブ・ツーリング」の概要>
「320iエックスドライブ・ツーリング」は、3シリーズツーリング初の4輪駆動モデルであり、かつBMWの全ツーリング・モデルにおいて初の右ハンドル仕様だ。いかなる路面状況においても卓越した運動性能を発揮するフルタイム4輪駆動システム「xDrive」を搭載し、BMWならではの俊敏性と4輪駆動の長所である走行安定性を高いレベルで融合させている。
搭載される2.0リッター直列4気筒ツインパワーターボ・ガソリンエンジンは、最高出力135kW(184ps)/5,000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1,250-4,500rpmを発生しつつ、低燃費と低排出ガスも実現。これに高効率の8速AT、無駄な燃料消費を抑制するエンジンオートスタート/ストップ機能、ブレーキエネルギー回生システムなどが組み合わされることにより、燃料消費率(JC08モード)14.5km/リッターの低燃費を実現した。
<「335iツーリング」の概要>
驚異的なパワーと高い環境性能を両立する直列 6気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載した、3シリーズツーリングのトップモデルだ。225kW(306ps)/5,800rpmの最高出力、400Nm(40.8kgm)/1,200-5,800rpmの最大トルクを誇り、0-100km/h加速はわずか5.2秒(ヨーロッパ仕様車値)で達成する。
こうした圧倒的な動力性能を与えられながらも、320iエックスドライブ・ツーリングと同様にBMWエフィシェントダイナミクスの設計思想に基づいた技術を数多く採用することで、燃料消費率(JC08モード)は従来モデルに比べ27%向上された12.7km/リッターを実現している。
<「320iエックスドライブ・ツーリング」および「335iツーリング」の主な共通標準装備品>
・ブレーキエネルギー回生システム、エンジンオートスタート/ストップ機能
・ドライビングパフォーマンスコントロール(ECO PROモード付)
・バイキセノンヘッドライト(LEDスモールライトリング、LEDアクセントライン付)
・リヤビューカメラ(予測進路表示機能付)
・PDC/パークディスタンスコントロール(フロント&リヤ)
・コンフォートアクセス(テールゲートスマートオープナー機能付)
・ルーフレール
・オートマチックテールゲートオペレーション
・独立開閉式リヤウインドー、ラゲージパーティションネット
・オートマチックエアコンディショナー
・電動フロントシート(運転席 &助手席、運転席メモリー機能付)
・スルーローディングシステム(40:20:40分割可倒式リヤシート)
・8.8インチワイドコントロールディスプレイ
・HDDナビゲーションシステム(VICS3メディア対応)
・iDriveコントローラー
・SBオーディオインターフェース
・ETC車載器システム(ルームミラー内蔵タイプ)
<「320iエックスドライブ・ツーリング」および「335iツーリング」のモデルと価格>
320iエックスドライブ・ツーリング/501万円
320iエックスドライブ・ツーリング(スポーツ/モダン/ラグジュアリー)/521万円
320iエックスドライブ・ツーリングMスポーツ/545万円
325iツーリング/714万円
325iツーリング(スポーツ/モダン/ラグジュアリー)/730万円
325iツーリングMスポーツ/755万円
※ハンドル位置はすべて右
※トランスミッションはいずれも8速AT(Mスポーツは8速スポーツAT)