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ライコネン「雨が降らなければ、面白いことになるだろう」

2013年04月08日(月)12:13 pm

ロータスのキミ・ライコネンが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1国GP(14日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:上海インターナショナル・サーキットに対する思いをお願いします。

ライコネン:次のレースがどうなるかを予想するのはいつも難しいんだ。このクルマではまだ走っていないし、それぞれのクルマは、サーキットによって違う反応をする。残念ながら、去年はあそこで1ポイントも獲得できなかったから、それより良くなるのは確かだよ。

ライコネン:上海では以前1位、2位、3位になったことがあるから、さらに加えられるといいね。あそこでうまくいかない理由は特にない。E21(ロータスの2013年型車)には新しいパーツもいくつかあるし、前回の改良は役に立ったみたいだ。だから、雨が降らなければ、面白いことになるだろうね。

Q:これまで中国ではいいレースをしていますね。いい感触を持っているのではないですか?

ライコネン:あそこで勝ったのは、2007年だ。ワールドチャンピオンを獲得した年で、いい気分だったよ。あのころは、優勝を盛大に祝った。ちゃんとしたレースコースで、追い抜きのチャンスもある。僕たちのクルマはこれまでいい調子だから、コースに出てみた時にどうなるかだね。

Q:今シーズン最初の2レースについては、十分振り返ることができましたか?

ライコネン:オーストラリア(開幕戦)は、クルマの中ですべてが本当にうまくいっていて、結構楽なレースに感じられた。結果も、誰もがほしがるものを手に入れられたしね。

ライコネン:マレーシア(第2戦)はきついレースだった。スタートが良くなくて、そのあと1周目にフロントウイングの一部を失った。その後、クルマがあまりうまく反応しなくなって、ウエットコンディションだったから、かなりやっかいだったよ。ペースはそれほど悪くなかった。でも、金曜日(フリー走行)のタイムを考えれば、もっとうまくやれたはずだ。

Q:マレーシアでは接近戦も何度かやっていました。特にニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)と…

ライコネン:レース中のことだし、僕たちはそのためにいるんだ。何度か、相当接近した。やるべきこととやるべきでないことがあるけれど、これがレースなんだし、結局のところ、結果はそれほど変わらなかったと思う。

Q:2012年の中国GPはいろいろなことがありました。自分としてはどんなレースでしたか?

ライコネン:いいレースができた場面もあった。いい結果を出せる可能性もありそうだった。でも、最後のピットストップを終えてからタイヤを使い切ってしまって、1ポイントも獲得できなかった。今回は、タイヤのパフォーマンスでもう少しついているといいね。

ライコネン:作戦面でも、いい準備をしておきたい。2012年は決勝のペースが良かった。それは確かだ。でも、タイヤを長く使おうとしすぎてしまった。タイヤがダメになって、それで終わりだった。逆に考えれば、あの戦略をやり切る以外、トップ争いはできなかっただろう。去年を見てみれば、中国でのクルマは悪くなかった。セパン(マレーシアGP)の金曜日と同じくらいうまくクルマを仕上げられれば、上海でもきっとうまくいくはずだ。

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