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2014年F1、新エンジン導入でテスト追加か

2013年04月08日(月)11:33 am

F1のエンジンメーカーが、2014年に追加のシーズン前テストを勝ち取ったと報じられている。

エンジンメーカー側は、2014年からの新V6エンジン導入に備えることは非常に複雑かつ大がかりな作業となることから、来年のシーズン前テストの期間を延長すべきだと主張。しかし、いくつかのチームはこれに対して抵抗を示していた。

記者のロブ・ラ・サールは、『Speedweek(スピードウィーク)』に、エンジンメーカーたちはこの議論に勝利し、恐らくは中東で新たに4回目のテストが行われることになるだろうと書いている。

ラ・サールは、ルノーの技術責任者であるロブ・ホワイトのコメントを引用し、これまで2月に行われていた3回のテストに加えて、1月に追加のテストを行うとの提案が検討されているところだとした。

ホワイトは、それ以前に、例えば今シーズンの終わりの時期にテストを行うことは難しいだろうと、次のように語った。

「例えば、10月にサーキットでのテストを行うためには、9月までにエンジンが組み上げられていなければならない」

「3か月の準備期間が必要だから、そのためには5月までに仕様が決定されている必要がある」

「いくつかの部品については、まだ設計段階にある。10月にテストを実施するというのはあまりにも早過ぎる」

現在のF1における厳しいテスト制限に対して否定的な立場をとっているフェラーリとしては、シーズン前テストがあと1回追加されるというニュースに満足することだろう。

エンジンメーカーでもあるフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、イギリスの専門誌『F1 Racing(F1レーシング)』の最新号で次のように述べている。

「(現在の)テストの状況はばかげているよ」

「ほかのチームにも、もっと別のやり方をする必要があると説得してみるよ。解決策を見いだせる自信はある」

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