レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2013年のF1について、レッドブルが大本命と考え、次のように語った。
「来年もわれわれのマシンは速いに違いない。きっと勢力図も変化ないよ。レッドブルは相変わらずレッドブルだ」
規則も2013年はおおよそ同じとなれば、残るはタイヤである。ピレリは仕様を大幅に変えてくる。
そして、メインとなるライバルは相変わらずフェラーリというのがマルコの意見だ。
「マクラーレンは、(ルイス)ハミルトンの退団で大幅に弱体化するだろう」
「ニキ・ラウダ(メルセデスAMG重役)が何といおうが、メルセデスAMGに乗るハミルトンがタイトル争いに加わるとは思えない。そうすると、残るはフェラーリだよ」
「跳ね馬(フェラーリの愛称)との戦いは、またし烈なものになるだろうね」とマルコは締めくくった。