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フェルナンド・アロンソ「全力を尽くした」

2012年07月22日(日)5:16 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ホッケンハイムリンクで開催されたドイツGPフリー走行3回目では14周を周回し、ベストタイムは1分16秒014でトップ。予選では1分40秒621を記録してポールポジションを獲得した。

フェルナンド・アロンソ
「すごくうれしいよ! こういうコンディションで行われる予選ではほかのクルマにじゃまをされずに周回をうまくまとめるのがとても難しくなるし、(コース脇の)芝やグラベル(小石が敷かれたエリア)、そして壁へ突っ込んで終わりってことになる可能性も大きい。サバイバルゲームみたいなところがあるよね。何をさておいても、最後まで無事に走りきらなくてはならない。それから自分の順位を確認することになるものさ。そうしたら、無線から僕がポールを取ったっていう声が聞こえてきたんだ。本当に全力を尽くしたという感覚があったから、ものすごく満足だよ」

「クルマはどういうコンディションでもよかった。これには勇気づけられるよ。ドライだろうがウエットだろうが、どういった状況になっても戦えるってことだからね。Q2ではすぐにコースに出た。最初のアタックラップでいいタイムを刻みたかったんだ。だって雨が強くなるだろうということは分かっていたからね。最後にウエット(路面の水量が多いとき向け雨用タイヤ)を装着したよ。それは、少なくともQ3ではどういったコンディションになるのか大まかな感じをつかんでおきたかったからなんだ」

「予選の終盤はかなり問題だらけだったよ。アクアプレーニング(路面とタイヤの間に水の膜が生じることによってグリップしなくなる状態)が起こったから、そんな状態ではKERS(運動エネルギー回生システム)は使えなかったし、ストレートで7速ギアにいれることもできなかったんだ。そんなものすごいコンディションなのにポールが取れたことは本当に満足さ!」

「明日は、トップチームの戦略はそれほど違わないと思うけれど、ある程度の柔軟性はあるだろうね。タイトル争いのことを考えれば、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)やマーク・ウェバー(レッドブル)のような強力なライバルたちが4列目からスタートするという事実はあまりうれしいものではないけれど、状況はすぐに変わることがあると分かっている。スタートは重要だけれど、それですべてが決まってしまうわけじゃない。だって(決勝は)67周もあるんだからね」

「ドイツでイタリアのクルマに乗ったスペイン人がポールポジションを取るなんて、別に政治的な意味をこめるつもりはないけど、でもかなり面白い状況なのは間違いないね!」

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