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フェリペ・マッサ「ウエットでもドライでも競争力があった」

2012年07月22日(日)5:17 am

フェラーリのフェリペ・マッサは、ホッケンハイムリンクで開催されたドイツGPフリー走行3回目では15周を周回し、ベストタイムは1分16秒771で8番手。予選では1分40秒212を記録して14番手だった。

フェリペ・マッサ
「予選の成り行きにはとてもがっかりしている。Q2の最初のほうでタイムを刻むことができなかったんだ。第8コーナーでふくらんでしまって、1度きりのチャンスだったときにいいラップをまとめることができなかった。あの時点のコースでは路面の感じが変わっていて、すぐにタイヤがロックしてしまい、それでかなりタイムを失ってしまったよ」

「そうしたら、激しい雨になって、アクアプレーニング(路面とタイヤの間に水の膜が生じることによってグリップしなくなる状態)が起き始めた。コースから外れないように頑張りながら、同時にタイムも縮めようとしていたんだ。でもこういうコンディションではそれは不可能だったよ。ウエット(路面の水量が多いとき向け雨用タイヤ)を履いていたときでさえね」

「本当に残念だ。クルマはウエットでもドライでもどちらでも競争力があったからね。でも明日はかなり後方から上位を目指して戦うことになる。いつものようにベストを尽くすよ。正しいタイミングで正しいタイヤを選択することが大事になるだろう。いくつか考えは持っているけど、この2日にかけてそれほどロングラン(1度に多くの周回をすること)ができていないのも事実だからね」

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