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マーク・ウェバー、フェラーリとの接触を否定

2012年06月17日(日)1:51 am

マーク・ウェバー(レッドブル)は、フェラーリのフェリペ・マッサの後任としてチームから接触があったといううわさを否定している。

それでも、F1界ではうわさのタネは尽きない。不振の続いたマッサはすぐにも解雇されるのではないかと言われ、その後任候補としてさまざまなドライバーの名前が挙がってきた。

「いろんな候補が出てきた。セバスチャン(ベッテル/チームメート)からルイス(ハミルトン/マクラーレン)、僕にいたるまで、あらゆるドライバーの名前が出たよね」とウェバーはメルボルンの『Herald Sun(ヘラルド・サン)』紙に語った。

35歳になるウェバーは、ここ数年、レッドブルと1年のみの契約を更新し続けてきたが、2013年もそれが続くことが見えてきている。

「たくさんのことを一緒にやってきたと思っている」とウェバーは語る。

ウェバーはレッドブル在籍6年目になる。昨年こそチャンピオンになったチームメートのベッテルの後塵を拝したが、今年は調子を上げており、伝統あるモナコGPでは優勝して、モナコ2勝目を飾った。F1参戦200戦目も近いベテランだが、契約については「とても楽観視している」と明かした。

「ほかのチームが興味を持ってくれるとしたら、うれしい問題だね」

「フェラーリについては、僕自身に話は来ていないけれど、みんなうわさしたいんだろう」

ウェバーは、マッサについて、2012年これまでは「つらいシーズン」を過ごしていると話し、名門フェラーリでフェルナンド・アロンソのチームメートになるのは魅力的だということは否定しなかった。

しかし、うわさ話好きには、こう言って警告もした。

「数年前、マクラーレンと話したよ。なんてね」とウェバー。

「僕はレッドブルでとても満足しているんだ」

「これもF1の一部だ。常にうわさや憶測が流れている。でも結局のところ、僕がここ7年間で在籍したのは2チームだ。かなり安定しているんだよ」

ウェバーは、アロンソと「親友」だと言われていることで、フェラーリと契約する確率が高くなるということについては否定した。

「フェルナンドとはつき合いで夕飯に行ったこともないよ。“親友”っていうのが何をするものなのか知らないけれど」

「仲はいいし、話もする。ほとんどのドライバーはそれさえもしない。だからみんな、僕たちはすごく馬が合うんだと思っているんだろうね」とウェバーは笑顔で話した。

最近、レッドブルのモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコは、過去2年コンストラクターズ・チャンピオンを獲得してきたチームを解散するようなことはしない、例えウェバーとベッテルの関係がいつも良好とは限らなくてもそんなことはしないということを示唆する発言をしている。

「見ての通り、セバスチャンと僕はもうずっといい関係だよ。お互いのことをよく分かっているしね」とウェバーは話した。

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