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ルイス・ハミルトン「良い勢いのまま母国グランプリに挑みたい」

2012年06月17日(日)1:49 am

マクラーレンのルイス・ハミルトンが、バレンシア市街地コースで開催されるヨーロッパGP(6月24日決勝)に向けて意気込みを語った。

「モントリオール(カナダGP/6月10日)での優勝は、非常に満足のいくものだった。でも、タイトル争いの行方をガラリと変えたわけではないと思っている。確かにポイントリーダーになるのはいつだってうれしいことだよ。でも、2位のフェルナンド(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)との差が2ポイントだけだから、リードは無いに等しいよ。特に、真の実力を兼ね備えた一握りのドライバーたちが数ポイントの差でしのぎを削っている今の状況では、一瞬たりとも気が抜けないよ」

「それに、今年の混戦模様は、一息つく暇さえないほど緊迫しているシーズンの表れなんだ。カナダGPで優勝できたけれど、レースの度に良い結果を出し続けることは、ドライバーにとって想像を絶するプレッシャーなんだ。単発的に良い結果を出すことより、継続的に安定したポイントを重ねることが、今年のチャンピオン争いで重要になると思う。だからカナダGPの結果に続いてバレンシアでも良い結果を出す必要があるんだ」

「バレンシアはとてもタフなサーキットで、ドライバーの技術面が試されるコースだよ。良いトラクション(加速力)が必要な低速から中速のコーナーがたくさんあって、クルマのセットアップもさることながら、ドライビングの正確さも問われる。周の終盤は、スピードが速い箇所なんだ。ピットレーンへ続くコーナーなんて想像を絶する速さになるから、コーナーの手前ではクルマのコース取りを修正して、正確に攻めることが重要になってくる。おそらくレースの中で一番やりがいがあるところかもしれない」

「次はどのようなレースになると思うか、毎回聞かれるんだけど、いつも“正確な予想を立てるのは難しい”って答えているんだ。でも、カナダに続いていい結果を残すぞっていう高いモチベーションでバレンシアに乗り込むつもりだよ。そして良い勢いのまま母国グランプリ(イギリスGP/7月8日)に挑みたいね」

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