2015年からマクラーレンへパワーユニットを供給する形でF1へ復帰するホンダ。新ホンダF1エンジンに初めて火が入るのは、秋口になるという。
14日(火)の午前中に本田技術研究所の取締役で現在F1プロジェクトの責任者を務めている新井康久氏が語ったところによると、2015年からのF1エンジンはまだ完成しておらず、開発段階にある。現在は、レイアウトを細かく詰めながら、設計・開発を進めている段階だという。
「新時代のホンダサウンドをとどろかせたい」と語っていた新井氏は、「エンジンに火が入って回り始めるのは、秋口ぐらいかなと思っています」とコメント。しばらくは実車を使った走行テストよりも、効率のいいベンチテストを繰り返していくため、ファンの耳に新ホンダサウンドが届くまでにはしばらくかかりそうだ。