F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは22日(日)、フランスGPが確実にF1のカレンダーに復活することになったという報道を認めた。
先週末の早い段階から、当局者がグランプリ開催承認の費用の金額に関して、エクレストンと“ようやく合意した”と伝えられた。
その報道によると、2013年からエクレストンが所有するフランスのポール・リカール・サーキットと、ベルギーのスパ・フランコルシャンが1年交代でF1を開催することになると考えられているという。
エクレストンは22日(日)、バーレーン・インターナショナル・サーキットのパドックでフランスの『L’Equipe(レキップ)』紙に「その通りだ」と語った。
「交渉は終わったよ。17日(火曜)に私のオフィスで、われわれはスポーツ大臣のダビド・ドゥイエと財政面での合意に至った」」とエクレストンは述べている。
「われわれは、若干まだ金銭面に関して話し合いを行っている。“これが欲しい、あれを譲ってくれ”といった具合にね」とエクレストンは付け加えた。
「それでも、私はすぐにでもサインをすることになるだろう」
フランスでは大統領選挙の第1回目投票が行われ、現職のニコラ・サルコジ大統領をフランソワ・オランド候補が上回ったが、必要な過半数の票を集めることができず、5月上旬に決選投票が行われる。大統領選挙の結果が今回の交渉を台無しにするようなことはないとエクレストンは主張している。
「(大統領選が)どうなろうとも、私の知ったことではない。それは地元の問題で私には関係ない」