今季限りでF1を引退することが決まっているフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)だが、今後統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の仕事に携わることになりそうだ。
ブラジル自動車連盟の会長を務めるバルドナー・ベルナルドは、地元ブラジルの『Globo(グローボ)』に対し、ウィリアムズでF1ドライバーとしての務めを終えた後、マッサがブラジルの代表としてFIAの下部組織である世界モータースポーツ評議会のメンバーを務めることになるだろうと次のように語った。
「通常は、会長自身が世界評議会にもメンバーとして出席することになる」
「だが、FIAにおいてはフェリペ・マッサの方が私よりももっと役に立ってくれると考えているんだ」
ベルナルドは、マッサからはすでに前向きな回答をもらったと次のように付け加えた。
「私は彼を誘ったんだが、彼はヨーロッパへ向かう前に火曜日(14日)に私に電話をかけてきて、自分の父親や友人たちとも話をし、このスポーツのために自分が何かもっと貢献できるだろうと考えたと伝えてきたよ」