NEXT...F1開催スケジュール

自分の方がロズベルグよりも「飢えている」とハミルトン

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、チームメートのニコ・ロズベルグよりも自分のほうが「飢えている」と語った。

今季、開幕以来、ほかのチームをまったく寄せ付けない圧倒的な強さを示しているメルセデスAMGだが、特にハミルトンは第2戦マレーシアGPから第5戦スペインGPまで自己最高の4連勝を飾るなど、まさに絶好調という状態だ。

スペインGPで勝利を飾ったことにより、これまでドライバーランキングの首位にいたチームメートのロズベルグからその座を奪い取ったハミルトンだが、そのロズベルグとのライバル関係が、これまで以上に緊迫感を帯びてくるだろうと考えている者も多い。

ロズベルグとの関係についてF1公式サイトからインタビューを受けたハミルトンは、生まれ育った環境により、自分のほうがロズベルグよりも成功に「飢えている」と、次のように語っている。

「僕は、それほど大きくないスティーブニッジ（ロンドンの北に位置する町）の出身だし、父親のアパートで質素な生活をしていたんだ」

「ニコは、モナコでジェット機やホテルやボートとか、そういうものに囲まれて育ってきた。だから、飢えの度合いが違うよ」

そして、F1モナコGP（25日決勝）での理想的な結果について質問を受けたハミルトンは、次のように答えた。

「僕が1位で、フェルナンド（アロンソ／フェラーリ）が2位に入って、セバスチャン（ベッテル／レッドブル）が3位になることかな」

一方、この件に関して質問を受けたロズベルグは、21日（水）に次のように答えている。

「彼（ハミルトン）が何を言ったか知らないし、コメントするつもりはないよ」