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F1第8戦イギリスGP予選、詳細レポート

2013年06月29日(土)22:29 pm

2013年F1第8戦イギリスGPが6月29日(土)、シルバーストン・サーキット(1周/5.891km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間21時)から予選が行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。

【結果】F1第8戦イギリスGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など

セッション開始時の天候は晴れ。気温18℃。路面温度は32℃。予選Q1は20分間。17番手から22番手が脱落する。
最初にコースに出て行ったニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)を筆頭に続々とアタック開始、目まぐるしく順位が替わる。中でもロマン・グロージャン(ロータス)が1分32秒586、1分32秒401と連発、トップへ。

開始10分、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が1分31秒355のトップタイムをマーク。チームメートのハミルトンが1分30秒995でこれを上回る。

残り4分でハードを履いたレッドブルの2台が相次いで3, 4番手の好タイムを刻み、ザウバー勢は当落線上スレスレに。パッとしないのがマシンのセッティングに悩むフェリペ・マッサ(フェラーリ)だ。残り1分半の時点で18番手に低迷している。20分のセッションはチェッカーが出され、オプションのミディアムを履いたマッサは1分32秒241で14番手に滑りこみ、なんとかQ2へ。Q1トップ5は、ハミルトンをリーダーにロズベルグ、キミ・ライコネン(ロータス)、グロージャン、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)の順。

Q1で予選を終えたドライバーと順位は以下のとおり。17番手ボッタス、18番手グティエレス、19番手シャルル・ピック(ケータハム)、20番手ジュール・ビアンキ(マルシャ)、21番手ギド・ヴァン・デル・ガルデ(ケータハム)、22番手はマックス・チルトン(マルシャ)。

予選Q2は15分間の戦いになり、11番手から16番手は最終Q3に進めない。Q2序盤のトップタイムは、ハードを装着するウェバーの1分31秒341。次いでスーティル、ダニエル・リカルド(トロロッソ)、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、グロージャンまでが1分31秒台をマーク。タイヤは前述のウェバーとグロージャンだけがハード、ほかのマシンはミディアムだ。

開始6分、1分31秒028でロズベルグがトップに踊りでる。残り数分でようやくコースに出てきたベッテル、一発のアタックで1分30秒990を出して余裕のトップだ。フリー走行で好調だったジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)が11番手。バトン12番手。これをセルジオ・ペレス(マクラーレン)が上回るが、両者ともこのポジションではQ2落ちだ。

残り1分、リカルドが1分31秒182で3番手に躍進。チェッカーと同時にバトンが1分31秒1649を出して10番手に滑りこむが、ライコネンがこれを上回ってバトンを圏外に追いやる。バトンは無線でアンダーステアを訴えていた。Q2で予選を終えたドライバーと順位は以下のとおり。

11番手バトン、12番手マッサ、13番手ベルニュ、14番手ペレス、15番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、16番手はパストール・マルドナード(ウィリアムズ)。Q2のトップ5は、ベッテル、ウェバー、ロズベルグ、スーティル、リカルド。

ポールポジションを決める予選Q3は10分間の戦い。最初にコースに出て行ったのはリカルドだ。各車ミディアムを選択するなか、アロンソはハードで1回目の走行。Q3最初のフライング・ラップ、ロズベルグが1分30秒231、次いでハミルトンがこん身の走りを決めて1分30秒096と、まずはメルセデスAMGが1-2。ディ・レスタ、ライコネン、スーティルはアタックを回避、ノータイムだ。

残り2分半、新品のミディアムを履く各車が最後の戦いへ。チェッカーが提示された。ウェバー1分30秒220で2番手。ロズベルグ、1分30秒059で暫定ポール。ところが、ハミルトンは1分29秒607の驚異的なラップを決めてポールを奪い返す。ふたりの差は、何とコンマ4秒だ。ベッテル、1分30秒211で3番手。Q3の結果は以下のとおり。

ポールがハミルトン、2番手ロズベルグ、3番手ベッテル、4番手ウェバー、5番手ディ・レスタ、6番手リカルド、7番手スーティル、8番手グロージャン、9番手ライコネン、10番手にアロンソ。

決勝は日本時間30日(日)21時スタート、52周で争われる。

【写真】F1イギリスGP金曜日(全30枚)

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