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F1バーレーンGP、開幕直前の会場周辺で爆発

2013年04月16日(火)10:51 am

今週末のF1第4戦バーレーンGP(4月21日決勝)が開催されるサーキット周辺で相次いで爆発が起きた。中国でのレースを終え、バーレーン入りを始めたF1関係者たちの間に緊張が走っている。

『AP通信』が報じたところによると、グランプリを1週間後に控えたバーレーンで14日(日)、ガスボンベをしかけられた車両が炎上するなど相次いで爆発が起きた。負傷者は出ていない模様。バーレーン当局は、今週末に向けて「十分な」警備体制を約束しているものの、2011年には反政府デモによる暴動を懸念してレースの開催が中止されるなど、バーレーンGPはその治安面からF1カレンダーの中で最も論議を呼ぶグランプリとして知られている。

今週末のグランプリ開催中にも何らかのトラブルが発生すると懸念されているが、フォース・インディアの副代表を務めるボブ・ファーンリーは『Reuters(ロイター通信)』にあまり心配していないと語った。

「デモなどの抗議活動がまったく起きないと考えるのは、少し馬鹿げてないかい?」

「もしF1が抗議活動を活性化させ、抗議者たちも胸の内を吐き出したいのなら、それはそれでいいことさ」とファーンリーは述べた。

しかし、昨年のバーレーンGP中には、フォース・インディアのメンバーが乗った車のすぐ近くで火炎瓶による攻撃が起きている。この事件後、ファーンリーはスタッフの安全面を考慮し、日没前にサーキットからホテルに戻れるよう金曜日の午後に行われた2回目のフリー走行への参加を見送った。ファーンリーは当時を振り返り、「あの事件を乗り越えたあとは、問題なかった」と話した。

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