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フェルナンド・アロンソ「ドライではトップを争うだけの力はない」

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ハンガロリンクで開催されたハンガリーGPフリー走行3回目で、13周を周回してベストタイムは1分21秒884で5番手。予選では、1分21秒844で6番手になった。

フェルナンド・アロンソ
「予想していた通り、予選はとても厳しいものになった。少なくとも8台はすごく競争力があると見ていたんだ。マクラーレン勢、フォース・インディア勢、レッドブル勢とロータス勢だ。だから、Q3に進出することだけでも難しい課題だった。それを達成できて、その上最終セクターでのハンドリングを少しだけど改善できた。タイヤの内圧とフロントウイングについても取り組んでいたんだ」

「間違いなく完ぺきなラップではなかったよ。いくつかのコーナーで0.5秒くらい失った。風も午前中より強くなっていて、みんなちょっと驚いたんじゃないかな。いろいろ考えれば、6番手だってばかにしたものじゃないよね、全然」

「確かにここでは追い抜きが簡単じゃない。でも明日はまた雨になるかもしれないし、そうなれば何もかも変わるよ。それに、タイヤの挙動という分からない要素もある。ここでは昨日、誰もロングラン（一度にタイヤで多くの周回を重ねること）でタイヤを試すことができていないからね。ものすごい集中力であたる必要が出てくるだろう。タイヤをもたせることについては特にね」

「ドライでは、トップの位置を争うだけの力はまだない。それはよく分かっているよ。決勝ではたいてい状況が良くなるから、チェッカーフラッグを4位か5位で受けられるといいね。目標は、ドライバーズランキングで一番近くにいるライバルをマークすることだ。彼より前でスタートできることは分かっている。状況が明日の夜どうなっているか見てみよう」