マクラーレンのジェンソン・バトンが、ホッケンハイムリンクで開催されるドイツGP(22日決勝)に向けて意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「夏休みに入る前の最後の2連戦は、チーム全体にとって重要なものになるね。何回か残念な結果に終わったあとだから、ドイツとハンガリー(29日決勝)ではあらゆるチャンスをフルに生かすことが大事になる」
「ホッケンハイムはいつでも楽しんできた。森の中を駆け抜けるコースだったころにここでレースしたことがあるよ。ずいぶん昔の話だ! 2004年には素晴らしいレースができた。フリー走行でエンジンを壊しペナルティーを受けて13番手スタートだったにもかかわらず、2位でゴールしたんだ。攻めがいのあるサーキットだよ。レースにとっていいことだし、新しいコースレイアウトのほうが観客にとってはいいしね」
「実力については、自分たちが競争力で何番目くらいなのか、いまだに正確には予測しづらいと思っているんだ。バレンシア(ヨーロッパGP)とシルバーストン(イギリスGP)は確かに僕たちにとって厳しいレースだったけれど、僕たちの真のペースを反映したものではないと思う。今年は、決勝までトラブル無しで積み重ねていくことが絶対に不可欠なんだ。クルマの実力を最大限に発揮しようと思ったらね。そしてそれこそが、来週ドイツで僕たちがやりたいと思っていることだよ」